2022年 会長就任のご挨拶

第29代日本人会会長 青木一美

この度、第29代グアム日本人会会長に就任いたしました青木一美です。

佐藤前会長の後を引き継ぎ、1年間、グアム日本人会の会長を務めさせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。

まず、佐藤前会長の3年間のご尽力に深く感謝いたします。新型コロナ感染症拡大の最中、常に会員の安心安全を最優先に考え、リーダーシップを果敢なく発揮され、様々な制約のある中で、活動を精一杯実行し、実績を作り上げていただきました。私は、2年間側にいて、人となりを含め多くを勉強させていただきました。人柄の良さと本音で語り合える仲間として、今後も是非アドバイスなど頂けたら幸いです。本当にお疲れ様でした。

次に、簡単に自己紹介をさせていただきます。

出身は栃木県です。米国の大学へ留学後、1978年外食産業の(株)すかいらーくへ入社いたしました。現場の店長やGMを経験し、入社11年目にイベント会社に出向しました。その2年後、アルパンビーチタワーのオープンメンバーとして、グアムに来ることとなりました。会社からは、「1年で帰してやる」と言われて来ましたが、8年経過して、ようやく帰国の辞令が出ました。しかし、既に世の中の環境は大きく変わってしまっていたため、人生初めての転職を決意し、マリンスポーツのアルパンビーチクラブにお世話になる事となりました。(株)すかいらーくが23年、アルパンビーチクラブが22年目になります。

また、(財)南太平洋戦没者慰霊協会の事務局長兼財務担当理事として、ボランティアを15年務めております。皆様、ご存知のことと思いますが、ジーゴ村にある南太平洋戦没者慰霊公苑の管理、運営を担当しています。

この間、多くの皆さんに出会えた事は、現在においても私の財産になっております。今後も、変わらずおつきあいをお願いいたします。

さて、この2年間、新型コロナ感染症の広がりで、この小さな島に於いても甚大な影響を被りました。私たちを取り巻く環境は一変し、特に日本人が多くかかわる観光産業は、過去に例が無い程の落ち込みを経験いたしました。日本人会の活動も中止や延期を余儀なくされ、とても残念な思いをいたしました。

ようやく旅行再開に向けて動き始めた今、ウィズコロナで共存していける環境を作っていくことが急務です。グアム日本人会は、本年8月に50周年を迎えます。また、来年3月には、日本人学校補習授業校も50周年を迎えます。諸先輩方が、ご苦労を重ねて築き上げてきたこのグアム日本人会と日本人学校は何としても守っていかねばなりません。そして、次の50年に向けてさらに発展し、成長していけるよう、様々な取り組みを行っていきたいと思っております。

コロナ禍により、皆様とお顔を合わす機会がめっきり少なくなってしまいました。そして、ほとんどのイベントが中止となり、皆様の中に日本人会の存在感が少なくなってしまっているのではないかと感じています。

今年度は、最大イベントの秋祭りをはじめ、アート&クラフトフェアー、各種セミナーなど、会員の皆様と一緒に共感できる取り組みを復活させたいと考えております。ただし、コロナ禍以前と同じ形での実施には、まだ少し時間がかかると思われるため、ウイズコロナでの活動のあるべき姿を、理事の皆さんとしっかり議論し、新たなスタートを切りたいと考えています。

そして、会員の皆様と共に「日本人会設立50周年」をお祝いしたいと思います。

楽しい1年となる様、明るく元気良く盛り上げていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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