第41回グアム日本人会秋祭り「グアム再起動!2022!!」を終えて

 秋祭りにご参加頂いた方、ホスト側でご尽力頂いた方々、当日は予想を超える人出となりましたが、まずは秋祭りの成功、皆様のご協力に深謝申し上げます。

 3年ぶり、ポストコロナの秋祭り。6月に実行委員会が立ち上がった際には、参加可能なホテル、レストラン等の慢性的な人手不足等もあり、食品ブースの数や食品供給数が約2割減となり、規模を半分から8割程度に縮小し、時間も短縮して開催することと決めました。そしてモットーも、掲題の通り、コロナからの復活、「秋祭り」を心機一転、再起動させていこうと決めました。

 日本人会の理事は3年という期限があります。前回2019年の秋祭りを経験している理事は数が限られ、私を含めて、多くの理事が初体験の秋祭りとなり、前任の理事の方々にお話を伺ったり、好祭会の皆様にいろいろ教えを請い、作り上げていきました。

 今回の初めて試みとして、一致団結感を醸成させることを目指し実行委員Tシャツを作成しました。何かあった際に関係者がどこにいるかわかるようにとのことで、目立つ色のTシャツ、蛍光黄色、蛍光オレンジは、在庫のTシャツの数が少なく、今回のTシャツの色は、チケットと同じ蛍光ピンク色にしました。最終的にはボランティアの方々にもTシャツをお配りし、主催者側の団結感が出来ていたのであれば幸いです。

 また、マグロ解体ショーにも工夫を凝らしました。前回は、解体後マグロのお刺身を販売しましたが、今回は美味しいマグロをたくさんの方に味わってもらおうと、無料配布とし、うちわにマグロ券を付けて、当日の混雑を緩和させようと試みました。

 テクノロジーとの融合ということも考え、上記のうちわには秋祭り情報を掲載したホームページのリンクQRコードを付けました。基本的に、同サイトからは、各ブースにて販売している物品、食品、ドリンクの値段や売切れ情報を確認出来るようにしました。

 想定外であったのは、チケットが7時前に売り切れてしまったこと。規模の縮小を掲げており、チケット発行枚数は前回同様としました。しかしながら、島民の皆様の秋祭りへの思いも強く、当日準備した1万冊のチケットが飛ぶように売れてしまいました。チケットブースと櫓の間のスペースでは、食品ブースからのお客様の列、物販ブースからの列に加えて、チケットブースからの列が出来、非常にご迷惑をおかけしました。

 来年の第42回秋祭りに向けて、より良いものを作り上げていきたいと思いますので、是非、お気づきの点、改良・改善点等あれば、お知らせください。

 グアムにいる日本人の子供たちに日本の文化、祭りを体験してもらいたいとの思いから1979年に始まった祭りですが、数を重ね、グアムにいる日本人からグアムのローカルの皆様への日頃の感謝を伝える場、日本伝統文化を通して、日本グアムの交流の場となり、今では、グアムで一番の大きなイベントとなりました。日本人会設立50周年の今年、今後のより良き50年に向けて、グアム日本人会も歩みだしています。

 このような大きなイベントは、日本人会会員のみなさまを始め、日本やサイパンからお越しになられた皆様、学生ボランティア他数々のサポート、ご協力なくしては叶いません。第41回秋祭りへのご協力、本当にありがとうございました。

 より良いイベントとすべく、改善を重ねていきたいと思います。来年も変わらぬご厚情を賜れますと幸いです、何卒宜しくお願い申し上げます。

 良いお年をお迎えください。

青年部部長 武石大吾

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