京海上日動火災保険(株) 長谷川 美佳さん
東京海上日動火災保険㈱の長谷川美佳と申します。甚だ僭越ではございますがご依頼を頂きましたので、この場をお借りして自己紹介をさせていただきます。
2011年の入社から5年間、大好きな横浜を任地としておりましたが、海外勤務を経験したい、ビジネスで使える英語力を養いたいという好奇心等から駐在を希望し、この4月に赴任して参りました。今回の赴任がグアム初上陸であった為、飛行機の中から島が見えた瞬間、あまりの美しさに「わぁ~!」と恥ずかしくも大きな声をあげてしまいました。共に働く弊社ローカルメンバーは皆、気立て、面倒見が良く、心から幸せな環境で毎日を過ごしていると感じています。
自己紹介は何を書いても良いそうなので、多くの日本人の子供達がこの島で暮らしていると聞いた際に思い出した点に触れることにします。私は子供の頃、ニュージャージー州で6年間を過ごしました。初めて話しかけられた英語What’s your name?がわからず、パニックで凍りついた衝撃。少しの量の宿題に夜中までかかったこと。教室移動で迷って学校のトイレで泣いたこと。私と同じような経験をしている子がこの島にもいるかもしれません。12歳の私には辛い毎日でしたが、毎日引き続けた辞書がクタッとしてきた頃、少し英語がわかるようになりました。支えてくれた家族や友人に感謝すると共に、あの時頑張って英語を勉強したから、大人になった今、日本の外で仕事をしてみたい!という願いが叶ったのかな?とも思います。英語が苦手な子も、日本語が苦手な子も、ぜひ苦手な方の言語をたくさん使ってください。苦手な言語を話すのは大人でも照れくさく、疲れ、勇気が要ると感じる時がありますが、きっと重ねた努力は後に翼となり、地球の様々な所へ連れて行ってくれます。そして、私が今グアムでたくさんの素敵な出会いを見つけているように、素晴らしい友人に巡り会えるはずです。もし今辛い想いをしている子がいたら、なんとかこの時期を踏ん張って乗り越えてくれることを願っています。
まだまだ半人前の私ですが、少しでもこの素敵なグアム島に価値提供を出来るよう頑張りたく、また、染まっていきたくと思っておりますので、これから皆様どうぞよろしくお願いいたします!