👉2024年度(第54回)グアム日本人会定時総会開催報告 第1回理事会にて冨江高広理事を2025年度会長に選出
2025年7月18日(金)17:00よりHYATT REGENCY GUAM におきまして、2024年度(第54回)グアム日本人会定時総会が開催されました。

法人個人会員合わせて47名のご参加によって開催することができました。
総会では、議長に高木アソシエイツ(株)の平野氏を選出し、議事に入りました。
はじめに、会員総票数904名に対し、出席者・委任状の合計票数が521票となり、総会の成立宣言が行われました。続いて、日本人会名誉会長である在ハガッニャ日本国総領事館の上田晋総領事よりご挨拶を頂きました。次に、2024年度の活動報告が行われ、権田会長の会長総括に続いて、各部からの1年間の活動報告が行われました。
なお、教育部からの報告後、グアム日本人学校(現 グアム国際日本人学校)の主として2024年度から新たに採り入れられた「プレジデント職」を含む学校理事会新運営体制等についての質疑応答が行われました。
借入金返済と生徒数の減少により学校の存続に対応すべく、学校の全関係者の並々ならぬ努力はもちろん、日本人会からの継続的サポートにより収支改善が見られた2024年度の成果の共有がなされました。
その一方で、生徒数減少に歯止めをかけ、持続可能な健全かつ安定した学校運営のためには、乗り越えるべきさまざまな課題があることも認識されました。課題解決手法として、各種意思決定の「見える化」をさらに意識的に推進すること、日本人コミュニティ全体で学校運営を「見守る」体制を作ることの大切さが質疑者、応答者双方で共通認識されました。
質疑応答の過程で日本人会理事会や学校理事会から独立した「第三者委員会」の立ち上げが質疑者、応答者双方で望ましいとの方向性に達し、採決の結果、「日本人会 会員有志による“第三者委員会”設立に向けて当該委員会発起人(以下「発起人」という)と日本人会理事会で協議していくこと」が賛成多数で承認されました。
(注)「第三者委員会」の設立に際しての具体的手続きや位置づけ、委員会メンバー選定の公平性の確保等について、発起人と日本人会理事会で協議のうえ、まとまり次第、会員各位へお知らせすることになります。
そして、2024年度会計報告、会計監査報告が行われ、審議の後、採決の結果、賛成多数にて承認されました。
(詳細資料は、下記リンクからご覧ください)
◆2024年度 定時総会資料はこちらから
◆2024年度 定時総会のその他の写真はこちらから
すべての報告事項が終了し、権田会長より2024年度の任期満了宣言がされ、その後、2025年度の理事・監事の選出が行われました。
立候補は以下の19名です。定数通りであったため信任投票となり、挙手により全員が信任されました。

最後に表彰が行われました。理事を3年間務めていただいた3名、1社が表彰されました。
《理事・法人3期満了表彰》
・権田 正氏 S.P.E. GUAM INC.
・野口 雄充氏 SANKO ENTERPRISES, INC.
・山口 恵香氏 SKYDIVE GUAM, LLC
・井上 裕暁氏、髙井 康暉氏 KINDEN CORPORATION (当日は髙井氏が受領)

権田 正氏

野口 雄充氏

山口 恵香氏

髙井 康暉氏
また、会員表彰では、日本人会、日本人社会に大きな功績のあった個人・法人として、以下の1名、1法人の表彰が行われました。

山野井 誠氏
2015年、日本人会がそれまで居を構えていた場所を離れざるを得なくなった。以降、10年間にわたり、山野井氏の所有されているピアマリン内のスペースを当会事務所として無償提供いただいている。その無償の精神は会に多大なベネフィットをもたらした。会として多大な感謝の意を表するに十分値するものである。

AQUA MIND GUAM CORPORATION 様
日本人会秋祭り(現 春祭り)に過去20年以上の長年にわたり関わっていただき、実行委員会への参加、アドバスの提供など祭りの円滑な運営に貢献された。その姿勢は業務を越えたボランティア精神に溢れており当会として多大な感謝するに十分値するものである。
表彰終了後、総会閉会宣言がされ、総会を終了いたしました。その後、グアム国際日本人学校の教員の方々、法人企業新任の方々が紹介され、閉会となりました。
◎第1回理事会報告
総会終了後、第1回理事会を開催し、理事の互選により2025年度会長に冨江高広理事を選出しました。