👉JIAGグアム国際日本人学校だより|2025年7月号
いつも本校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
6月から7月にかけては、子どもたちの笑顔があふれるイベントが続き、楽しく学びの多い一か月となりました。
その一部をご紹介いたします。
運動会(6月22日(日)開催)
12名の体験入学生を迎えた「Diversity Month」の締めくくりとして、運動会を開催いたしました。
国籍や年齢、言語の違いを越えて、子どもたちはチームで力を合わせ、リレー、綱引き、玉入れなど、さまざまな競技に真剣に取り組みました。日頃の練習の成果を発揮し、笑顔と達成感に包まれた一日となりました。高学年による南国ソーラン節では、在校生のリードのもと、たった3週間の参加にもかかわらず、体験入学生も見事に踊り切り、会場から大きな拍手が送られました。
また当日は、ご臨席くださったご来賓の皆さまをはじめ、写真撮影をボランティアで行ってくださった方々、飲み物をご提供くださった方々、パン食い競争のパンをご提供くださった方々など、多くの保護者の皆さまやサポート企業の皆さまから温かいご支援をいただきました。皆さまのお力添えに心より感謝申し上げます。

サマーカーニバル(6月28日(金)開催)
今年初めての取り組みとして、英語科の教員3名のアイデアをもとに「サマーカーニバル」を開催しました。アメリカ版の“文化祭”ともいえるこの行事では、子どもたちがアイデアを出し合い、手作りで仕上げたゲームやクラフトなどのブースが、体育館いっぱいに所狭しと並びました。
小学生による可愛らしい「お面屋さん」、お箸で豆をつまむ競争ゲーム、手作りの割りばし鉄砲を使った射的屋さん、美術が得意な中学生のお姉さんによるフェイスペイント屋さんなど、どのブースにも子どもたちの創意工夫があふれており、「こんなアイデアがどこから出てきたのか!」と感心させられる場面ばかりでした。幼稚部の子どもたちはお客さんとして参加し、英語でのやりとりを楽しみながら、夏の一日を満喫しました。家庭的であたたかみのある、心に残るイベントとなりました。


幼稚部 夏祭り(7月10日(木)開催)
幼稚部では、毎年恒例の「夏祭り」を開催しました。
金魚すくい、たこ焼き屋さん、お面屋さん、パフェ屋さんなど、日本のお祭りでおなじみの屋台が並びましたが、実はそれぞれのお店で売られているものは、すべて園児たちの手作り作品です。金魚すくいの金魚は、ペットボトルのふたを使ってかわいらしく仕上げ、お神輿も園児たちと先生たちの手作り。まさに、子どもたちの工夫と創造力が詰まったお祭りとなりました。
浴衣や甚平に身を包んだ園児たちは、日本の夏の風情をたっぷりと味わいながら、元気いっぱいに夏祭りを楽しんでいました。当日お手伝いくださった保護者の皆さまには、心より感謝申し上げます。


今後も、子どもたちの「学び」と「心の成長」がつながるような教育活動を大切にしてまいります。引き続き、温かいご支援とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(文責 時任佐絵子)