再開された日本のお祭り(2年ぶりの日本での祭りの様子をインタビュー)
コロナ禍3年目の今年、私たち在住日本人だけでなく地元民も楽しみにしているお祭り「第41回・日本人会秋祭り」が開催されます。グアム島では各イベントが規模を縮小しながらも再開され、その人出はコロナ前と変わらない賑わい。7月に行われたリバレーションデーパレードでも多くの観客が訪れました。
日本でも夏祭りが復活していますが、各地ではどのような盛り上がりを見せているのでしょうか?
グアム好祭会の遠山さんが、マレーシアで行われる大規模な盆踊り大会について教えてくれました。クアラルンプール日本人会が主催するこのお祭りは世界最大級で、3年ぶりの今年はなんと5万人が集ったそう!教えてもらったサイトを見てみたら、日本の夏祭りの雰囲気のもと地元の人も浴衣を纏い、太鼓の音も高々盛大に盆踊りを楽しんでいました。和食をはじめとする多くのブースが並び、名残り惜しい一夜の幕を閉じる様子はグアムの秋祭りと似ているなぁと感じました。「好祭会では現在、秋祭りに向けて外部からのドネーションを募っています。2-3年なかったお祭り行事に皆さん大きな期待を寄せていますよ。」と遠山さん。一方で「飲食業にマンパワーが足りず、ブース出展などヘルプをしたいけどできない企業がある」とおっしゃいっていました。
夏真っ盛りの日本、お祭りの様子はニュース等でも取り上げられていますが、来場者はコロナ禍でお祭りができる喜びを噛みしめようという雰囲気に満ちているように思います。
8/2~7に開催された「青森のねぶた祭」では、各地から大勢が訪れる一大祭を目前に地元民の反対があったといいます。感染対策として、ねぶたの運行方法や国道沿いの歩道での観覧方法などを変更し、安全安心な祭りを目指して行われました。例年であれば開催される「前夜祭」はその対策の一部として中止、各所には消毒液コーナーが設置され、マスク着用、観覧時の食べ歩きや黙食を促していました。安全に楽しいお祭りとなるようご来場の皆様にもご協力いただく事は必要不可欠ですね。
今年こそ秋祭りで日本の伝統文化を楽しみましょう!