私の体験・思い出シリーズ〜2月号〜(投稿者 岡本智明) 

寒さはまだ厳しい物の、春の兆しも漂い始める2月。1年で最も短い月ではあるが、初牛、節分、立春、春一番など色々な言葉が頭を過ります。 

グアムに来てから長年、その様な風習となかなか触れる機会もない日々を過ごしていますが、幼少の頃の2月はなんといっても節分で、毎年楽しみにしていたものです。 

当時は、マンモス団地といわれる所に住んでおり、通っていた小学校も団地内にありました。 

学校では図工の時間に画用紙を利用して、鬼のお面を作ったのも今では良い思い出です。 

そして、節分と言えば、なんと言っても豆まきが大イベントで、母親が買ってきた豆を見ては、何日も前からウズウズしていた物です。 

節分当日の夜は、大きな声を張り上げ「鬼は外、福は内」と豆をまき、翌日クラスの同級生に「岡本の声だけが団地中に響いていた」と、言われ皆に笑われたのも、今となっては良い思い出の1つです。 

今、私には6年生の息子と1年生の娘がいます。 

2人ともグアムで生まれ育っている為、日本の文化に触れる機会が少ないのですが、妻とともにできる限り子供達に日本の文化に触れる機会を与えて伝えていきたいと思っています。 

<投稿者:岡本智明> 

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