第43回チャリティーゴルフ優勝者、鈴木徹さんにインタビュー

菅谷: 優勝おめでとうございます! 鈴木さん=チャリティーゴルフのイメージが強いのですが、今回で何度目の優勝ですか?

鈴木: 有難うございます。今まで2位、3位は何度か経験していますが、実は優勝は今回が初めてです(笑)。                                     
菅谷: ええ、そうなのですね~、意外です。私が鈴木さんを存じ上げてからかれこれ20年は楽に過ぎていると思いますが、グアムにいらしてから直ぐにゴルフを始められたのですか?   

鈴木: グアムに来たのが1996年なので今年で25年目になります。当時は私も29歳で若く、仕事に没頭していたのでクラブを手にする事すらありませんでした。
2001年のテロ以降くらいですかね~、グアムの先輩方からのお誘いもあり、本格的にゴルフを始めました。

菅谷: ゴルフを始めた頃のエピソード等あれば教えて下さい。

鈴木: 2002年に「九十九会」に入会しました。当時はゴルフ全盛期で、九十九会以外のゴルフサークルでもホテル、旅行会社勤務のプレイヤーでいっぱいで、正しくゴルフの人口がピークに達していた時期です。ゴルフ場は週末フルブック状態で、特にツーリストで繁忙期の2月には、各ゴルフ場から“ローカルプレイヤーはお断り!”と、案内が出るほどでした。そんな時期でもCCPさんにかなり無理を言ってプレイさせていただきました(笑)。勿論繁忙期の2月は避けましたが、時間がある時には一日で1&1/2ラウンド回ることもありました。とにかく緑と自然が大好きで体力も余っていたので(笑)。

菅谷: 確かに~。ゴルフは体力と紫外線との勝負ですものね(笑)。
鈴木さんのゴルフ貢献度についてもう少しお聞かせください。毎年恒例になっている「グアム知事杯・女子ゴルフトーナメント」のサイトによると九十九会は“後援”と記されておりますが、設立に関わったのですか?

鈴木: 知事杯は2003年に設立されました。 当初、歴代女子プロの生駒佳代子プロ、永田冨佐子プロらが日本の寒いオフシーズン、2月に常夏のグアムで試合経験の少ない若い選手の合宿中にモチベーションをあげるためのトーナメントができないか? というご提案があり、当時の高野さん(DFS)、故中嶋(MHI)さん、小川さん(Leopalace)あたりを中心として企画されたのがきっかけで、翌年GVBに掛け合い予算組してもらい大きくなりました。九十九会は第1回大会から、大会運営をサポートするボランティアーとして、応援、活躍しています。

菅谷: つまり九十九会は「グアム知事杯」設立に大きな役割を果たしたという事ですね~、素晴らしいです~。

鈴木: 九十九会のみならず、シニア会、HAFADAI会、レオパレス等、ゴルフを愛する方々にたくさんご協力いただけたので継続できたと思います。今年はコロナ禍の影響で残念ながら催行できませんでしたが、昨年の2020年で18回目を迎えました。例年グアムで優勝した選手が翌年は日本で活躍することも多々あり、選手の育成にかなり貢献できていると感じます。

菅谷: 鈴木さんのゴルフ愛、強く感じました。最後に今回のチャリティーゴルフと今後に向けてご提案等あればお聞かせください。

鈴木: コロナ禍の中、例年とは異なる形でのトーナメントとなりましたが、今回も例年以上に上手くいったと感じております。今後は年に1回といわず、2回くらい催行し、日本人学校の未来授業へのサポートに繋げていければと考えます。又、会員だけでなく、チャリティーゴルフの趣旨をご理解ただけるようであれば、現地ローカルの方々、そして、観光業復活の際には観光客の方々にも参加いただくのも可能ではないでしょうか?

菅谷: 流石ですね~。視野の広さとグアム愛を感じます。本日はお忙しい中お時間頂戴し、有難うございました。今後も鈴木さんのご活躍を期待しております。

インタビュアー:編集委員 菅谷いづみ

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