退任理事挨拶(2019年度)

〜お疲れさまでした!〜

副会長 兼 教育部 部長 権田 正
2017年度より3年間、教育部理事を担当させていただきました。
 年を追うごとに責任も重くなりましたが、その年々の理事の仲間に助けられ、自分の力以上の物を引き出してもらい、大きな達成感を感じる事が出来ました。
 特に3年目の2019年度は、節目となる、多くの大切な行事に携わる事ができました。
 75周年を迎えたグアム政府主催の解放記念行事への日本人会としての取り組みを考えながらのオープニングセレモニー前の和太鼓演奏、島内各地の慰霊祭への参加など、まさにグアムの歴史に対峙するものでした。日本人学校創立30周年記念においては、日本人会、児童生徒、学校教職員、保護者の脈々と連なる鉄の鎖のごとき絆を感じさせていただきました。また40周年を迎えた秋祭りでの、多様性あふれる人間社会の理想であるような盆踊り、神輿担ぎの姿。それらの大きな行事を支えた日本人会理事のチームワークが日々強固になってゆく実感はなにものにも代えがたい物でした。
 理事になった事により、多様性あふれるグアムの文化と歴史の大きな部分を荷っている日本人として誇りを感じさせていただいた3年になった事を感謝したいと思います。
 この先、一人でも多くの方に理事体験という妙薬を味わっていただきたいと願ってやみません。

監事  ダカナイ 敬子  
 日本人学校から誰かということでお声がかかり、一年目は渉外広報部に配属となり、毎月の編集会議に参加し「ラッテ」の広報誌に携わりました。いかに日本人学校をアピール出来るか、また読者に地域のニュースやトピックをお知らせできるか話し合ったことが思い出されます。 2年目、3年目は別の配属となりましたが、3年間を通じて、到らないことばかりだったなと反省しております。
 日本人会最大イベントの秋まつりにおいては、青年部を中心に日本人会理事や日本人コミュニテー全員が一体となって、大成功につなげられたのは素晴らしいと思いました。3年間日本人会理事会の一員として仲間に入れていただき、さすが部長だなと思わせる場面が多々ありました。部長の指示のもと私は微々たることしかできませんでしたが、出来る範囲の役割をやらせていただきました。
 日本人会と日本人学校の繋がりは永遠に続くと思います。日本人会会員として今後も日本人会への応援と協力をさせていただきます。また日本人学校の一職員として今後とも日本人会からのご支援、ご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。

会計部 部長  横田 達也  
 日本人会の会計担当として3年間理事を務めさせていただきました。短い間でしたが、皆様のご指導により、任期を終えることが出来ます事を心より感謝申し上げます。
若輩者ではありますが、日本人会の理事をさせて頂くことにより、普段関わりの持てないような会社の経営者の方や管理職層の方、自分とは異なる業種の方々、総領事館や海上自衛隊等の日本政府関係者、日本人学校の先生方やPTAの方々と話す機会に恵まれ、貴重な体験をさせていただくことが出来ました。
退任するにあたり、グアムに長く在住している方だけでなく、赴任してきて来たばかりの方や若い方たちに、是非日本人会理事として、活動して頂くことをお勧めしたいと思います。
 私は、3年間を通して最年少理事ではありましたが、生意気にも納得できないことはどんどん発言させてもらいました。内容によっては諸先輩方と意見の対立が起こることもありましたが、理事の皆様はそれぞれグアム日本人社会を良くしようという想いがあって務めている方ばかりで、皆様の色々な意見を聞かせてもらい、考え方が変わるようなこともありました。また、やさしい先輩方に恵まれて支えられて腐ることなく3期務めさせていただきました。
 3期目には、2002年から改定されていなかった会計規則の見直しを提案いたしました。これまでの規則制定の経緯を尊重しつつ現状に則したものにし、理事会の皆様の協力を頂き将来に向かって利用できるものに改定いたしました。少しでも日本人会に貢献できていれば幸いです。
 最後になりますが、今後のグアム日本人会およびグアム日本人学校の益々の発展をお祈り申し上げるとともに、お世話になった皆様方に改めて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

青年部 理事  永橋 英郎
家族ともども毎年の秋祭りを楽しみにしておりましたが、今まで秋祭りにお世話になった分、少しでもご恩返しできればという思いで、この1年、青年部=秋祭り活動に参加させていただきました。
 個人会員として限られた貢献しかできませんでしたが、普段とは全く違う分野で仕事をし、いろいろな方と知り合うことができ、いい経験になりました。理事は1年で退任することになりましたが、今後も機会がありましたら、秋祭りのサポートができればと思います。日本人会理事、事務局、秋祭り実行委員の皆様には大変お世話になりました。1年間ありがとうございました。

文化部・商工部 部長 渡邉 大輔  
2017年グアムに赴任して3カ月で日本人会の理事へ着任させていただきました。第一回の理事会では緊張し手に汗を握り参加させていただきましこと、今でも鮮明に記憶しております。
 3年間で商工部と文化部を担当させていただきました。活動内容としましてはグアムの慰霊祭、慰霊碑清掃への参加、イベント、セミナーなどの企画と年間を通じて活動をさせていただきました。日本人だけではなくローカルコミュニティーとの交流、情報交換、親睦の場を提供できるようメンバーと一丸となって運営をして参りました。初年度を振り返ると皆様にご迷惑をお掛けする日々でございました。2年目、3年目でやっと何をやるべきかが少しだけ理解でき活動に若干の余裕を感じることができました。
 任期中の活動を統括すると苦渋の選択で中止した2020年度アート&クラフトフェアなど決して満足できる内容ではございませんでした。しかしながら、既にグアム社会に貢献されておられる皆様と一緒に日本人会の活動ができましたことは自身の財産になり充実した3年間でございました。特に在任中には日本人会の秋祭りに参加をさせていただきましたことは一生涯の思い出になると存じます。
 全くグアムについて知らなかった小職を支えていただきました日本人会会員の皆様、理事、幹事、事務局の皆様に、この場を借りまして御礼申し上げます。

文化部  副部長 ペレズ 麻衣

 
 少し長くなりつつあるグアム生活、多くの日本人の方々に支えられてきました。そんな頃日本人会理事を引き受けてくれないかとお話があり、これまでお世話になった恩返しの時が来たと2つ返事で引き受けさせていただきました。
 理事を務めている間、恩返しどころか多くの方々とのご縁が生まれ、日本人会理事の皆様、過去に理事を勤められた諸先輩方、会員の皆様と大変お世話になりました。
 文化部は特に行事が多く、一年中目まぐるしく過ぎていきます。その行事も文化部のメンバーと一緒だったからこそ楽しくやり遂げることができました。慰霊関連行事では南部へと皆で車を乗り合わせドライブ、歴史に想いを馳せ、リレーフォーライフなどのGCWCの行事では地元の女性リーダーと交流、多くを学び、またハロウィンでは会員の皆様の意外な仮装を楽しみ、アートアンドクラフトフェアではグアムに長くいらっしゃる女性の皆様と行事を通して大切な経験をさせていただきました。今後もここで生まれたご縁を大切にグアム日本人社会に少しでも貢献できるよう努めてまいります。
 最後となりましたが、任期中お世話になりました3名の理事長に心より御礼を申し上げます。

文化部  プール 祐規子  
 この度日本人会文化部理事の任務を三年間無事に終わることが出来ますのも、ひとえに皆様の温かいご指導とご支援のお蔭でございます。本当にありがとうございました。
日本人会理事になり、今までに出会う機会もないであろうと思われる方々との出会いと親交は私にとってとても新鮮であり、意味深いものでした。
 文化部に配属され、ハロウィーンパーティーやアートアンドクラフトフェアなどの文化部主催イベントの企画運営がこの3年間の主な仕事でした。各種イベント開催につきましては勿論他の理事の皆様と特に事務局の皆様の惜しみない支援とご指導があっての実現でした。心よりお礼申し上げます。文化部の活動の一つといたしまして、グアム地域社会との交流にも携わらせて頂きました。その一環といたしまして、文化部はGuam Council of Women’s Clubs(GCWC)所属団体としてのイベントやミーティングにも参加させて頂くことが出来ました。その中の一つであるリレーフォーライフという癌撲滅のイベントには、事務局の皆様や他の理事の皆様と楽しく参加させて頂きました。そして文化部を通してグアム地域社会と日本人会との接点に少しでもお役に立てたのであればとても嬉しく思います。
 来年度からは新しい理事の方々が日本人会そして文化部を盛り上げていかれることと存じます。これからもグアム日本人会の益々のご発展を心より祈念しております。三年間本当にありがとうございました。

教育部  副部長 伊藤 敏江  2018年より、教育部と商工部を1年ずつ担当させて頂きました。理事会、事務局、総領事館、日本人学校、会員の皆様にはお世話になりました。お役は初めてで知識がなく、最初の理事会では「こりゃ大変」と思ったものです。私には未知の世界で、久しぶりの緊張感はまるで新入社員のようでした(一瞬若返った?)さて17名(一昨年は18名)の理事・監事で構成される理事会では、様々な案件の報告や協議が行われます。そこでは、企業、専門分野、経験が全く異なるメンバーが集まり、知恵を出し合い運営を進めて行きます。理事会は、普段の生活において、関わり合う可能性がほぼ皆無な人達の集合体です。その為、会議ではあらゆる観点からの思考や面白い発想が展開される事が多く、斬新な案や取り組みが多数実践されました。 ここでは書き尽くせないのですが、例として●秋祭りの寄付のお願いを実行委員が個々に行うのではなく、チームを組んで働きかけた●Dropboxによる情報共有●秋祭り実行委員会の全日程を初期に決定●保険適用による危機管理対策●活動予定表、裏方日程をタイムリーに提供●秋祭りアンケートの調査や情報提供等々、秋祭りに関する事だけでも多くの取り組みがありました。多様な考えや価値観を至る所で積み重ねて来られた方達と、共に活動する機会を頂き、私は大変ラッキーでした。最後に、私を無理矢理(?)勧誘して下さった権田副会長に感謝します。

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