第18回グアム知事杯女子ゴルフトーナメント

 2003年に始まったグアム政府観光局主催の「グアム知事杯女子ゴルフトーナメント」は今年2月13日、14日に第18回大会として、レオパレスリゾートカントリークラブにおいて開催されました。

 この知事杯の始まりは、2000年にDFS高野氏へ企画を持ち込んだところグアムのためになるならと承諾を得、その後なかなか会場が決まらないときに当時のレオパレス総支配人だった松本氏から開催の賛同を頂き、企画から2年後の2002年にわずか8名でトライヤルの試合を行いました。

 その後、何度も日本に行き知り合いプロを訪ね来年の大会の参加要請をし、翌年の第一回大会には30名の選手が出場する大会になりました。この時、高野氏の意向により30名のボランティアを集めることとなり、二人での運営は無理とのことで九十九会に運営のお手伝いを頼むことになりました。その時の九十九会会長であった故中嶋氏を加え3人の名前でグアムガバナーズカップゴルフトーナメントコミッティーと言うNPO団体を立ち上げ2003年の大会を迎えました。沢山のボランティアさんのご協力もあり、参加選手からも楽しかったとコメントを頂き、翌年の2004年は100人の選手が参加する大きな大会になり今回まで続いています。そして、今年2020年は大会名誉会長のグアム知事レオンゲレロ氏、大会会長の土肥氏のもと、参加人数72名、台湾から4名、韓国から3名のLPGAプロを交え、グアムで開催の国際試合として、平均年齢24歳の将来有望な選手が強風の厳しい環境の中2日間戦いました。

 結果は、初日68でトップに立った川岸史果選手が最終日に76と崩れたため、最終日71と追い上げた荒井舞選手に1オーバーで並ばれ、二人でのプレーオフを18番(オーキッド9番)で行い、6ホール(18番の繰り返し)の長丁場を制したのは川岸史果選手でした。

 また、今年は日本の賞金ランキング5位のイミニョン選手、藤田光里選手、斉藤愛璃選手、野澤真央選手などの有名選手も参加し、年々知事杯のレベルが上がっています。

 この知事杯はLPGAの試合ではなくグアムが独自に開催している試合ですが、参加選手からはLPGA並みの運営と評価されています。

 その主な理由として、この大会の競技委員には日本の現役LPGA競技委員3名に担当して頂いていることが大きく、その3名をご紹介いたします。

◆川西栄子トーナメント運営委員長
 過去6回出場し現在はLPGAの競技委員の中枢となっております。知事杯のトーナメント出
場資格・要項等を決定しています。

◆阿蘇紀子競技委員長
 第1回大会、第2回大会と2回続けて参加され、現在は国際的な競技委員として活躍され、全英女子オープン・全米女子オープン・オリンピックの公式競技委員を務めています。

◆中﨑典子競技委員
 2010年大会のチャンピオンであり、以降毎年知事杯に選手として出場していまし、今年から競技委員として知事杯に参加しています。

 来年は2021年1月21日22日の開催が決定しています。
 指定されたホールであれば自由に観戦できますので、どうぞご観戦にお越しください。
 詳細は公式ホームページ www.guamgolf.jpをご覧ください。

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