退任理事挨拶(2018年度)
~お疲れ様でした~
第27代 グアム日本人会 会長 關口 雄二
理事の就任から3年の時が経ちました。
この間、多くの皆様から温かいご支援とご指導をいただき誠に有難うございました。おかげ様で日本人会での素晴らしい経験は私の貴重な財産となりました。 1年目は文化部と商工部の部長を兼務し「文化の祭典」アート&クラフトフェアー、法人会員向けの法律セミナーなどを開催いたしました。
1年目は文化部と商工部の部長を兼務し「文化の祭典」アート&クラフトフェアー、法人会員向けの法律セミナーなどを開催いたしました。
2年目は青年部長として第38回秋祭りを担当いたしました。当日は北朝鮮のミサイル発射予告の影響で来場者が心配されましたが夕刻、高い櫓から周囲を見渡すと会場は人で埋め尽くされており歓喜のあまり体が震えたのを覚えております。
3年目は日本人会会長にご指名をいただき日本人コミュニティの繁栄の為いくつかの課題に精一杯取り組んでまいりましたが、力不足の上1年間の短い期間では十分な成果を上げる事が難しく、かえって皆様にご心配をおかけする結果になったのではないかと危惧いたしております。課題のひとつ日本人学校の運営は教育熱心で愛情豊かな先生方のご指導の下、幼稚園から中学部までの生徒たちが家族のように接し勉学に励める教育環境に感動いたしました。まさに世界に羽ばたく優れた人材が傑出することを大いに期待いたしております。 結びとなりますが、日本人総領事館、グアム日本人会及び日本人学校の益々のご繁栄をお祈り申し上げると共にお世話になりました皆様に心から厚く感謝を申し上げ私の退任の挨拶とさせていただきます。
青年部 部長 吉野 文秋
日本人会の理事になって早いもので3年となり、その任期を終える事となります。この3年間は青年部として秋祭りに携わってまいりました。
青年部としての1年目は、初めての事でいろいろ教わりながらやっていましたが青年部長が途中で帰国し退任となったりで、青年部としても大変な年でした。
2年目は副会長を青年部長として迎え、また新理事も加わり秋祭りは順調に準備し開催されました。そして昨年は私自身部長として不安の中のスタートでしたが皆様からの温かいご支援の元、無事秋祭りを終える事が出来ました。
秋祭りは一日限りのイベント。秋祭り実行委員会の12部署の活動が祭りの半年前より始まり、お金(協賛金)、人(ボランティア等)、物(ドリンク・おもちゃ等の物販品)、食品、設営(ステージ・櫓・ブース等) 等々を集めたり取り纏めをしますが、収入と支出を合わせると約36万ドルを動かす一大イベントで、日本人会そして日本人会員も秋祭りの主催者・ホスト側である事を忘れてはいけません。
3年間この秋祭りに携わり色々と苦労がありましたが、振り返ると自分自身も成長出来たと思います。
最後になりますが、これまでの皆様のご協力に感謝を申し上げると共に今年の秋祭りは第40回の記念の年となります。これからも多くの人に愛されるイベントに発展する事を期待しています。
青年部 副部長 野口 巨樹
「来年の秋祭りから日本人会青年部の理事として秋祭りの運営を手伝ってほしい」とお声がけをいただいてからあっという間に二年以上が経過し、青年部の理事を二期務めさせていただきました。
2019年の秋祭りは平成から暦も変わり、新元号となる記念すべき一回目の秋祭りとなります。またその秋祭りは第四十回目という節目の祭りであり、その運営を責任者として全うすることができないことは非常に心残りでございますが、青年部理事での経験を活かし別の形で秋祭りの運営に陰ながら携わってまいりたいと思います。
今回は一身上の都合によりやむなく理事を退任することとなり、三期目を迎えることができなくなってしまいましたが、理事就任に伴いお声がけいただいた方々、共に日本人会の理事として活動をご一緒させていただいた皆様に感謝申し上げます。日本人会の理事にならなければ経験できない貴重な経験は本当に忘れられないものとなりました。
ありがとうございました。
青年部 理事 古堀 正史
2018年4月より、1年間青年部を担当させていただきました。青年部が担当する秋祭りは、グアム最大のローカルイベントで、さてさて、このような大役が務まるものかどうか、大きなプレッシャーを感じながらのスタートでした。6月の第1回秋祭り実行委員会の際、「ここまでやるのか!」と秋祭りの運営が非常に多岐にわたっている様を目の当たりにし、改めて大変さを実感いたしました。しかしながら、皆様のアドバイスやお力添えで何とか無事開催をすることができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。これからは、一会員として日本人会に参加させて頂きますが、この1年の経験をこれからの日本人会の活動に反映していければと考えております。
商工部 副部長 中根 豪
振り返れば、あっという間の3年間でしたが、商工部理事を無事、務められましたのも、何もわからない私を支えてくださった、關口会長、商工部渡邉部長のおかげでございます。また事務局の皆様、そして日本人会理事の皆様、日本人会会員の皆様にも深く、感謝いたします。ありがとうございました。
私の人生の半分以上がグアム生活となり、25年が過ぎようとしておりますが、理事となってから、私の普段の生活では、お会いできない方々とお会いできる機会もいただき、大変貴重な経験をさせていただきました。商工部に所属し、様々な企業向けセミナーを開催させていただいたことは大変有意義でありました。法律や税金などグアムで生活するうえでの必要な情報が満載で、日本人会会員のベネフィットは大きいものだと実感いたしました。
日本人会と言えば、ローカルの方も楽しみにしている大イベントの秋祭り。秋祭りでは、水物、物販の担当をしました。こちらも皆様のご協力をいただき、3年間、無事、完売、成功することが出来ました。また、フジヤマバドミントンクラブの子供達と一緒にゲームブースのボランティアに参加、子供達にも貴重な体験をさせていただきました。
今年度で理事は終了いたしますが、何らかの形で引き続き、日本人会及び日本人学校に貢献させていただければと思います。
3年間大変お世話になりました。重ね重ね、お礼申し上げます。
文化部 椛沢 勝寿
文化部の理事として1年という短い間でしたが多くの貴重な体験をさせていただき誠にありがとうございました。文化部の皆様には、何もわからない上、頻繁なオフアイランドによって役立つ活動ができないにも関わらず、いつも優しくフォローしていただきました。心より感謝申し上げます。
文化部は、リレー・フォー・ライフ参加、戦没者記念公苑の清掃活動、慰霊行事への参列、ハロウィーン・パーティー運営、アート&クラフト展運営など活動が盛りだくさんの部です。次から次とやることが目白押しですが、部員皆さんはポジティブで楽観的?な方ばかりで和気あいあいとした雰囲気の中で楽しく活動させていただきました。
とはいえ、参加させていただいた活動の中で、マネンゴン慰霊祭へ参列させていただいたことは、改めて太平洋戦争においてグアムの人々に与えた苦しみを知る機会になったとともに、戦争を二度と繰り返してはいけないという思いを強くいたしました。
また、理事をさせていただいたからこそ、仕事では知り合うことのできない多くの方とも知り合うことができました。これからは、一会員としてグアム日本人会の活動を応援して参ります!
グアム日本人会の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。
書記役/総務部 部長 中村 一樹
5年前から3年間、そして1年休んで、昨年4月から、2回目の理事をやらせていただきました。今回は、当初より1年限定でいうことでご推挙いただき、務めさせていただきましたので、まだまだ続けたい気持ちもございますが、予定通り1年で卒業させていただきます。
前回の理事の時と比べて感じることは、何といっても会員数の減少と、理事のなり手が少なくなってきたことです。
新規進出企業で、日本人会に入らない企業も多くあります。日本人会会費に比べ、会員であることのメリットがあまりない、すなわちコスパが悪いということが大きな理由のようです。これまでは、会員企業には、この地で仕事をさせてもらっているという恩義に応えるため、大所高所から日本人コミュニティを支え、現地コミュニティといい関係を保つという使命があり、これを達成することでよしとされてきおましたが、最近は企業活動において、「利益」の重要度が高くなったこともあり、何か目に見えるメリットがなくてはいけないのかもしれません。
理事のなり手に関しても同じではないかと思われるかもしれませんが、若干違います。理事には大きなメリットがあります。おおよそ日本では知り合えなかったであろう様々な人と知り合えることと、達成感を味わえることです。特に、企業人にとっては、この上ない経験となるでしょう。
私は、通算4年、とてもいい経験をさせていただきました。ありがとうございました。