「スリフトショップ(Thrift Shop)」(編集委員:S.W.)

 転勤、引越しなどでどうしたらよいかわからない家財道具や電気製品、子供たちが大きくなって不要になった衣料品や玩具などの処分に困ったことがありませんか?アメリカの各地にはそんな品物を再利用してくれるスリフトショップが沢山あります。

 スリフトショップというのは直訳で「倹約の店」、中古品特価販売店のことで、家庭で不用になった衣類、家具、雑貨製品などを買い受け,補修・加工のうえ格安で販売する店のことです。ボストンなどの歴史的な街街では掘り出し物を探して旅してくる人たちもいるほど人気があります。グアムでは英国で発祥したメソディスト派のサルベーションアーミー(Salvation Army)とカソリック教のCatholic Social Serviceがスリフトショップを運営し、収益を福祉事業に利用しています。他にもGoodwillや他の宗教団体のスリフトショップがあるようですが、ここではこの二つのスリフトショップをご紹介します。これらの団体は慈善事業の一旦として運営されているので、商品はすべてドネーションされた物です。

 Salvation Army:長らくオンワードリゾートホテル前にあったThrift Shopが先頃タムニングのピザハットの裏側に当る2階建て建物に移転し、営業を開始しています。入り口が建物の裏側なので分かり辛いのですが、店内は結構広く、家具から衣装、ビデオ、書籍、陶器、雑貨などが所狭しと並べられており、驚くほどの安価で販売されています。目下は寄付された品が一杯で、大型製品のドネーションは原則として受けられないとの事ですが、電気製品や家具のドネーションがある場合は電話647-1469に連絡し、相談してみてください。

 Catholic Social Service: バリガダの運転免許証やTax & Revenueを扱うビルの裏側にあるブルーの建物で、平日のランチタイムを除く午前9時から午後4時までオープンしています。ここは家具類の寄付は受付けますが、電気製品は引き取らないとの事。但し、家具のドネーションは事前に写真を送付して欲しいそうですので、653-1441/2に問い合わせてください。

 ドネーションで忘れてならないのは毎年7月上旬に開催される日本人学校のフリーマーケットです。このフリーマーケットは品質のよいものが沢山あるとローカルの人たちに評判が高く、この日を待っている人たちが沢山いますので、この時期まで保存可能な品は保存しておき、日本人学校のために役立ててください。

編集委員:S.W.

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