クリスマスに関する知識(クリスマスの12日) 

Twelve Days of Christmas(クリスマスの12日) 

 アメリカ人が子供の頃から親しんでいるクリスマスソングに”Twelve Days of Christmas”という歌があります。この歌はアメリカばかりでなく、ヨーロッパでは16世紀からクリスマスキャロルとして伝わっているというとてもポピュラーな遊び歌です。 

On the first day of Christmas my true love sent to me: 
a Partridge in a Pear Tree(クリスマスの一日目、愛するあの人がくれたのは梨の木の一羽のヤマウズラ) 

On the second day of Christmas my true love sent to me: 
Two Turtle Doves (2羽のキジバト) 
and a Partridge in a pear tree 

On the third day of Christmas my true love sent to me: 
Three French Hens (3羽のフランス雌鳥) 
two turtle doves, and a partridge in a pear tree 

と言うようにまずその日の歌詞を歌い、前の歌詞をその後に繰り返すパターンで、最後はは12 drummersの後に11の歌詞をすべて加えます。 

On the fourth day Four calling birds (4羽の囀る小鳥) 
On the fifth day Five golden rings (5個の金の指輪) 
On the sixth day Six geese a laying (6羽の産卵するガチョウ) 
On the seventh day Seven swans a swimming (7羽の泳ぐ白鳥) 
On the eighth day Eight maids a milking (8人のミルク絞りの女) 
On the ninth day Nine ladies dancing (9人の踊る貴婦人) 
On the tenth day Ten lords a leaping (10人の飛び跳ねる領主) 
On the eleventh day Eleven pipers piping (11人の鼓笛手) 
On the twelfth day Twelve drummers drumming (12人のドラマー) 

 軽やかなリズムで、家族や仲間たちとのクリスマスの集まりで輪唱などしたら楽しいでしょう。リズムをご存知ない方はウェブサイトで動画つきの曲を聴くことが出来ます。尚グアムにはココバードやカラバオなどを交えたチャモロ語のグアム版替え歌があります。 

 さて「クリスマスの12日」とは一体何でしょう。 

 キリストが誕生した12月25日から12日間のことで、東方の3人の博士が異常に輝く大きな星を見つけ、神の子の誕生を察し、乳香、投薬、黄金の贈り物を携え、遠路を旅して12日目にキリストにお目見えできたといわれ、この12日目(1月6日)は公現祭といわれます。このストーリーからどうしてクリスマスツリーのトップに大きな星飾りが使われるのか、又どうしてクリスマスのプレゼントの習慣が生まれたのかがお分かりでしょう。と言うことでクリスマスの祝い事はこの12日目で終りです。クリスマス飾りは1月6日までに片付けるようにしましょう。 

 それにしてもキリストの使徒は12人、1年は12ヶ月、一ダースは12個、1フィートは12インチ、陪審員の数は12名、一日は午前と午後が夫々12時間、星座は12、ギリシャ神話のオリンポス12神、日本にも仏教の12因縁、十二支や十二単がありますが、「12」と言う数字は実に不可思議な数字ですね。 

SW 

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