【法人会員紹介】サブローヌードルインク(サクラヌードルハウス)

 SAKURA NOODLE HOUSE オーナー三輪三朗です。
 1968年、20歳の時にボーイスカウトでグアムに来ました
 当時ベトナム戦争中でここからB52爆撃機が毎日ベトナムに飛んでいました 。22歳の時にYONA の小学校に入れてもらい英語を教えてもらって少し話せるようになりました。25歳で出店し早いもので サクラヌードルハウスは42年目に入り、日本人経営のお店では1番古くなりました。これも皆様のおかげです。子供たちも大きくなり長女はイナラハン中学校の美術の先生、次女はパテシエで、パリスコ (ケーキショップ)のオーナーをしております

そして今回紹介させていただくのは長男がはじめましたFOOD TRUCKのお店です。まだ19歳になったばかりですが大阪の味にこだわった、たこ焼きとお好み焼きのお店で皆さんに喜んでいただこうと頑張っています。日本語が不慣れですが会社紹介を書きましたのでお読み下さい。  高校を出てみんな友達は本土の大学へ、また日本の大学へ行ってしまいました。僕はグアム生まれのグアム育ちで中国人の母と大阪生まれの父を持つハーフ19歳になりたてです。小さい時から大阪にいったら親父が連れていってくれるのはお好み焼き屋『大五郎』です。今でも80歳を過ぎたおばあちゃん姉妹がやってるお店です。おばあちゃんはかなりへんこつで、かなり怖いです。お客にでもすぐ気に入らない事があればすぐに怒ります。でもお好み焼きと焼きそばは味は天下一品です。僕はおばあちゃんの焼きそばが大好きです。

僕の知ってる限り大阪で有名なお店『桃太郎』についで2番目に美味しいと思います。 親父の店『サクラヌードル』の焼きそばより美味しいおばあちゃんの焼きそばに僕は憧れていました。僕は覚えてませんが小さい時よく「おばあちゃんの焼きそばを食べたい!」と言っていたそうです。

 学校を出てふと思いついたのがたこ焼、焼きそば、お好み焼きのお店を開くこと。親父に「これを売ったら商売になるか?」って聞くと「やってみんとわからんが東南アジアでは人気あるらしい」と言われました。「でもやるんやったらええかげんなたこ焼を売るな!!ええかげんなお好み焼きを売るな!!大阪に学校があるから勉強して来い」と言われて行きましたが、あるのは調理士学校でお好み焼き屋の出し方、

営業の仕方を教えてはいません。授業の中に実習もありません。すると親父はあの怖いおばあちゃんに「うちの息子にここの焼きそば、お好み焼きの味を教えてくれ。」と頼んだのでした。

 その後、僕は一人で大阪に行き1週間、焼きそばとお好み焼きを何枚焼いたかわからないぐらいに夢中で頑張りました。怖いおばちゃんに怒られながら、、、当然おばあちゃんはぜんぶ大阪弁です。初めは何を言ってるのか全然わからなかったけれど、それでも何とか最初の修行は終りました。2ヶ月後もう一度大阪へ修行に行きました。そして19歳の誕生日に親父がたこ焼、焼きそばを作る専用の移動販売車をプレゼントしてくれました。大阪で修行して覚えた大阪本場のたこ焼き、お好み焼きの味をグアムの皆様に味わっていただきたいと思っています。

 今は毎週水曜日チャモロビレッジに出店しています。今年の日本人会秋祭りにも出店を予定していますので、是非味わってみて下さい。どうぞよろしくお願いします。 

三輪 龍一

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