10回を迎えたランタンフローティングセレモニー
9/28(土)にGuam Nikkei Association 主催によるランタンフローティングセレモニーがイパオビーチで行われました。10回目を迎えすっかり9月の恒例行事になりました。
親しかった人、大事な家族、親族を亡くされた人の悲しみを皆で分かち合い、それを乗り越えられる力になるように時間を共有しました。
また参加者が自分の大事な人を思いながら、祈りと願いを書き込んだ灯籠を夕刻の海に流す。そんな祈りを形にした行事が定着してきました。
祈りに添えるドルフィンジャンプの太鼓の響きがシンプルなだけに心に響きました。
先の大戦で亡くなれた方への鎮魂にも思いを重ね、命の繋がり、自分が今を生かされていることへの感謝などに思いを巡らす機会を頂きました。ありがとうございます。
後の予定があり、最後まで会場にいる事ができませんでしたが、ランタンが夕陽に照らされ小金色にさざめく水面を滑るように沖合に流されていく様が目に浮かびました。
祈りや願いを捧げられる日本由来の良い行事がグアムに根付いたとうれしくなりました。
グアム日本人会会長
権田 正