👉総領事 新年の御挨拶(2023年)

在ハガッニャ日本国総領事 小林 敏明 氏

新年のご挨拶(2023年) 

                     在ハガッニャ日本国総領事 小林敏明

皆様、新年明けましておめでとうございます。

本年は3年ぶりにグアム日本人会の新年会が開催されました。今回は日本人会設立50周年記念式典を兼ねたことから、二重の意味で祝賀の機会となりました。レオン・ゲレーロ知事及びテノリオ副知事も出席され、長年にわたる日本人会の活動及び貢献に対する感謝状が手交されたところです。誠に喜ばしい門出となりました。

日本人会が設立された1972年には、日本初の札幌冬季オリンピックで日の丸飛行隊がメダルを独占し、沖縄が本土復帰を果たし、横井庄一氏がジャングルで見つかる等の出来事がありました。それから半世紀、日本人会、日本人学校、補習授業校をたゆむことなく支え、受け継いでこられたすべての方々、地元社会に貢献されてきたすべての方々に深く敬意と謝意を表したいと思います。

さて、昨年も新型コロナウイルスの感染は続き、年間の新規感染者は過去最高となりました。片や重症者や死者は一昨年を下回り、本年1月6日深夜をもって保健衛生緊急事態宣言も終了しています。昨年11月には、これも3年ぶりに開催された秋祭りが、予想を大きく上回る人出を集めて成功裡に終了したことも象徴的でした。コロナ禍の克服という意味では、明るい方向に向かっているのではないでしょうか。

一方、経済の回復という意味では、事情はやや複雑です。米軍等の工事に必要な労働需要は高まっていますし、米軍関係者の来島がもたらす恩恵も力強さを感じます。これに対し、来島する観光客数は回復の速度が遅く、観光を支える業界の多くは依然として厳しい状況にあります。コロナ禍とますます厳しくなる地域の安全保障環境が、グアムの経済構造と労働市場を変化させつつあるようにも見えます。

不透明感が漂う中、不安な日々を過ごされている方々も少なくないと承知しております。当館といたしましては、引き続き関係者の方々と連絡を密にし、可能な限り連携・協力していく考えです。当館に対し御要望等がありましたら、遠慮なく御連絡ください。また、日グアムの親善を促進するため、日本人会の皆様と協力して、文化・広報事業を推進していきたいと思います。将来の架け橋となる若者の育成にも意を用います。

卯年は「飛躍」、「向上」、「家内安全」等を象徴するとされています。皆様のますますの御健勝と御発展、御多幸を心からお祈り申し上げます。

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