JAL機材見学会を終えて

　2022年9月13日から20日まで日本航空の運航乗務員の方々がグアムで訓練を実施されたことに伴い、20日の最終日に訓練終了後の飛行機（ボーイング767）を使用した機材見学会に招待して頂きました。当日案内して頂いたのは日本航空グアム支店長の玉崎さんと飛行機の整備担当をされている河村さんです。
　最初に連れて行って頂いたのはコックピットの中でした。実際に機長席にも座らせて頂き、飛行機を操縦するための様々な機器の説明を行って頂きました。機長席の周囲には数えきれない種類の機器がありましたが、何百人もの乗客の命を背負ってこれらを取り扱うパイロットの方や、それらが問題なく動くようにメンテナンスされる整備の方々には本当に頭が上がらないなと感じました。
　次に案内して頂いたのはビジネスクラスの乗客席です。テレビの画面も大きく、リクライニングもフラットに倒れるような仕様になっており 普段エコノミークラスで移動している私は このような座席に座って移動することができたらさぞ快適だろうなと感じました。
最後は飛行機の外に出てエンジンやタイヤを間近で見学させて頂いたのですが、その大きさには唯々圧倒されるばかりでした。飛行機のどこに荷物を積むかなども教えて頂きましたが、犬を飼っている私が気になるのはどこにペットが積まれるのかということ。玉崎さんのご説明ではペットは普通貨物が積まれる貨物室とは別の、空調が効く飛行機の後ろ側の貨物室に積まれるとのことでした。また、犬と猫など違う種類の動物が同時に積まれる際には目が合わないようにクレートの位置も調整するといった配慮まで行って下さるとのことだったので、万が一本帰国となった場合にはぜひ日本航空さんを利用したいなと思いました。
　今回の見学会では飛行機のコックピットの中に入ったり、飛行機の真下で機材の見学をさせて頂くなど、一生に一度できるかどうかといった貴重な体験をすることができました。本当にありがとうございました。

井上　裕暁