私の体験・思い出シリーズ~8月~(投稿者 K.S.)
8月と言えば家族と出かけた九十九里の海、そして甲子園の高校野球です。
自営で材木業を営んでいた両親が店を休み、夏休み突入直後の7月と8月のお盆の年2回、九十九里浜へ家族旅行に連れて行ってくれていました。いつまで続いていたかは既に記憶にありませんが、確か自分が高校生くらいまでは家族で毎年出かけていたように思います。
自家用車にビーチパラソルやお菓子・食料などのあれこれを積んで朝早くに出発し、毎年利用していた民宿にお世話になっていました。特に8月は1週間から長い時は10日くらいの滞在でしたので、いわゆる「海の家」の食事を毎回頼めるわけでは無く、持参したカセットコンロとお鍋で作ってもらう昼のラーメンがとても楽しみでした。バリエーションは醤油・味噌・塩と日替わりで、海から上がって家族のいる場所に戻ると出来上がっていたラーメンがとても美味しく、姉弟と取り合って食べた懐かしい思い出です。
そして甲子園の全国高校野球大会。それほど野球に興味があったわけでは無く、夏はなんとなくTVをつけたら高校野球…くらいの距離感でしたが、自分が高校3年生の時にふと気づきました。
出場している見た目がっちりとしたガタイのいい高校球児が全て自分より年下であることに!
自分はもう若くないんだ、と衝撃を受けた夏でした。
あの頃から倍以上の年月が経ちましたが、自分のことであれほどの衝撃はなかったと8月が来るたびに思うのです。
<投稿者K.S.>