【会員紹介「今月の顔」】亀井俊士満さん Vol.129
今回は、今年2月にご帰国された亀井俊士満さんにグアム在中約20年間を振り返っていただきました。
Q: 最初にグアムに来られたきっかけはどのようなものでしたか?
A: グアムのT.G.I.Fridaysを運営する日本の(株)ワタミから、現地の責任者として赴任して来ました。台風ポンソナがグアムを襲った翌年の2003年でした。わずか半年ほどですっかり活気を取り戻したグアムのパワーに圧倒されたのを覚えています。
Q: グアムの印象はいかがでしたか?
A: まさに楽園だと思いました(笑)それまでの日本での生活は、その後マスコミに騒ぎ立てられる程のハードワークでしたので、そのギャップにすっかりやられてしまい、毎日地面から2センチくらい足が浮いた状態で生活していたと思います。
Q: 振り返って一番思い出に残っている出来事は何ですか?
A: グアムでゴルフを始め「グアム九十九会」に入れて頂いた事が大きいです。聞きしに勝るゴルフ狂の集まりでしたが、年齢も業界も違う愉快な仲間が沢山できました。九十九会が後援する「グアム知事杯女子ゴルフトーナメント」では開始当初から運営をお手伝いさせて頂く事が出来ました。本当に楽しい思い出です。
Q: 日本人会での思い出は?
A: 2004年から青年部の理事をさせて頂いた事をきっかけに、退任後も編集委員と秋祭りの実行委員をやらせて頂きました。ラッテでは今まで沢山のインタビューを行って来ましたので、自分が出るのはちょっと照れくさいです。日本人会の思い出は何と言っても「日本人会秋祭り」ですね。主にゲームや物販、金魚すくいなどのエリアを担当しました。毎年、大変な事が沢山あったはずなのですが、楽しかった思い出と充実感しか記憶に残っていません。
Q: まだ実感がないかと思いますが、一番グアムが恋しくなりそうなものは何ですか?
A: カッコつけた答えになりますが、何と言っても人だと思います。冷静に考えると、普通日本での生活は家族、職場関係、昔からの友人位しかほとんど接しないと思います。一方でグアムでの生活を振り返ると、生活しているだけでどんどん知り合いが増え、国籍や年齢、出身地、バックグラウンドが違う友人が沢山できました。こんな事は奇跡だと思います。
Q: 最後にグアムの皆さんに一言
A: 約19年、沢山の方々に可愛がって頂き、お世話になりました。本当に本当に有り難うございました。おかげ様で楽しく充実した毎日を送る事が出来ました。僕の人生の「奇跡の楽園生活編」はこの春で終了し、今度は日本での新しい物語が始まります。でもきっと登場するのはグアムをきっかけに知り合いになれた皆さんだと思っていますので、今後とも末永くお付き合い下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
亀井さん、本当にありがとうございました!また是非近いうちにお会いできるのを楽しみしております。今後の亀井さんのご活躍を期待しております。
<編集委員:T.A.>