第40回秋祭りを終えて 2019年11月16日(土)

「子ども達のため、そしてグアム地域の方との文化交流」

 今年の秋祭りは、このスローガンのもと、準備を開始しました。当日は天候にも恵まれ、無事に開催することができました。協賛企業様、ボランティア企業様、ドリンク提供企業様、食品ブース企業様、バス運行企業様、設営や準備にご協力頂いた企業様、広告宣伝企業様、輸送搬送企業様、司会の方、日本人学校の先生方と生徒さんと保護者の皆様、お神輿や演舞のために日本から来て頂いた皆様、本当にありがとうございました。そして秋祭り実行委員会の皆様、大変にお疲れ様でした。本業の合間、開催に向けてご尽力を賜りましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。

 今年は秋祭りが40回目であったことに加え、75回目のLiberation Dayという大きな節目が重なり、子ども達とグアム地域の為に、一体何が出来るのか、当初より試行錯誤を繰り返しました。日本人学校の子ども達に司会をお願いしたり、グアム州知事や州議会議員、政府観光局の方など、多数の来賓をお招きして鏡開きをしたり、マグロの解体ショーを復活させたり、販売ではなくゲームの景品に日本のキャラクター商品を多く仕入れたり、色々と試みましたが、やり過ぎて、やらなければいけない事をしていなかったりと反省すべきところも多々御座います。その都度、長年お祭りに関わられている好祭會の方々に助けられたり、設営以外の事にアクアマインド様を巻き込んだり建設関係に人や車両を出して頂いたりしながら、何とか無事開催に漕ぎ着ける事が出来ました、改めまして感謝御礼申し上げます。

 我々の秋祭りには二つの大きな「わ」があります。一つ目は盆踊りです。本物の太鼓の音を伴奏に行われる盆踊りは、第1回目の秋まつりから続けられているそうです。今では、日本人だけでなく、グアム地域の人たちも多数参加され、年々大きな「輪」となって一緒に踊る盆踊りは、地域との結びつきを深める、絶好の機会であると思います。二つ目は、お神輿です。「わっしょい」とは「和を背負う」ことだそうです。地域の人たちと「和」の心をもって、「平和」を担ぐ。我々日本人にとって、グアムほどふさわしい場所は他にないと思います。この二つの大きな「わ」を絶やさぬよう、そして子ども達に誇れ、子ども達の事も誇りに思えるような秋祭りを今後も続けたいと願っています。それには皆さまのご協力なくしては叶いません。来年も変わらぬご厚情を賜れますと幸いで御座います、何卒宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。

青年部部長 木村宏太郎

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