「リレーフォーライフに参加して」ご報告 2019年5月24日(金)

 今年もジョージワシントン高校の校庭にて開催(5月24日(金))されましたリレーフォーライフに日本人会が参加しました。当日の天候を心配しておりましたが雨も降ることはなく乾期のグアムらしい天気でございました。今回のイベントにはご多忙にも拘らず在ハガニャ日本国総領事館より尾形修首席領事にご出席を賜りましたこと、この場をお借りしまして感謝申し上げます。また日本人会より関係者の皆様に多数ご出席していただくことができましたこと重ねて御礼申し上げます。

 リレーフォーライフが始まりましたのは1985年、一人のアメリカ人外科医がガンで闘病する方へ寄付を呼び掛ける為に大学の校庭を24時間歩いたことが始まりです。今では世界中にその輪が広まりグアム、日本を含めて毎年5,000ヶ所を超える場所でリレーフォーライフが開催されております。

 会場では大きな音楽がリズムよく鳴り響きこのイベントを知らない方にはガンに関するイベントであるとは想像がつかない程の陽気な雰囲気の中で入場致しました。国歌斉唱が始まりますと一転して静まり厳かな雰囲気に会場が包まれて参りました。最初にトラックを行進したのはサバイバーと呼ばれるガンを克服した方々でした。克服した年数別に分かれてトラックを行進する姿を周囲の観客が大きな歓声と拍手で迎えました。行進している姿は誇らしげで皆様に感動、勇気を与えていただきました。

 各団体の行進が始まり日本人会もGUAM COUNCIL OF WOMAN’S CLUB(GCWC)と一緒に歓声に包まれたトラックを歩きました。会場の皆様と同じ気持ちになれた瞬間でした。

 会場では日本からリレーフォーライフジャパン東京の方々もブースを出展しておられましたので親交を深ませていただきました。リレーフォーライフジャパン東京の皆様は日本各地、海外で開催をされます同様のイベントにも参加されておられその地区での特徴など興味深いお話をお伺いすることができました。特に印象に残ったのはグアムのリレーフォーライフは他の国に比べても規模が大きいとのことで参加しております私たちの励みになりました。

 今年もBENTO・シェフ野中様より寿司プレートのご寄付をいただきました。ありがとうございます。このようなイベントが世界中に広まっていることは今後のがんに対する取り組みで患者さんだけでなく家族、地域でも有益であり継続することが必要であると強く認識を致しました。

文化部 部長 渡邉 大輔

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