「第75回グアム解放記念日と和太鼓演奏」報告
日本人会は、グアム政府主催の第75回グアム解放記念行事の幕開けとなるカーニバルオープニング式典に合わせ、新潟より和太鼓奏者、村田、平野両氏を招待しました。
式典開催日の6/6に合わせ、準備を整えましたが、3日前になり、突然の日程変更の通達があり対応に苦慮いたしました。最終的に当初の予定で来島していただき、マイクロネシアンモール-センターコートで2回、チャモロビレッジで2回、日本人学校の朝礼時に1回、演奏していただく事にしました。
6/5の昼にマイクロネシアンモールでの迫力ある演奏が話題を呼び、SNSで拡散されたのか、夕方のチャモロビレッジのホールは人であふれ、村田、平野両氏の全身で太鼓に挑む音が、会場いっぱいにあふれ、聞く人の心を揺さぶりました。
ローカルの心に音が届き、最終的に、レオンゲレロ知事にも届いたのか、翌6/6に知事公邸に表敬訪問していただきたいとの依頼がありました。
6/6は、日本人学校の体育館で、幼稚部と全校生徒が車座になる中、太鼓の革が破れんばかりの連弾に学校中が、大きな感動を得たことと思います。また幼稚部は、突然飛び出した獅子舞に泣き出す子が続出、蜘蛛の子を散らすように、逃げ出してしまいました。きっとあの獅子は、太鼓の音とともに、一生の思い出として残るでしょう。
夕刻には、アデラップの知事公邸にて、レオンゲレロ知事、テノリオ副知事、関日本国総領事、佐藤日本人会会長の見守る中で、和太鼓演奏が行われ、その迫力に大きな拍手をもらい、日本―グアムの親睦を象徴するひと時になりした。
和太鼓演奏は、日本人会とグアム政府、総領事館の距離を縮める大きな響きになりました。
日本人会 副会長:権田 正