「グアムあるある川柳 その2」(編集委員:K.N.)

グアムが長くなるとものの考え方も少し変わってきます。決してグアムだからと言うのではなく、海外駐在をすると変わってくることがあります。それは、昔を思い出す尺度です。面白いことに、私の日本の本社では、ほとんどの人が昭和、平成で、ものを思い出します。「私が入社したのは、平成7年」など。しかし海外事業部は、必ず西暦を使います。そしてグアムが長い人は、違う基準で話をします。

思い出す 基準は必ず ポンソナ台風

「あれはポンソナより前」など。残念ながら2002年にグアムにいなかった人には全く通じません。あれだけの被害だったから日本でもニュースでやったとは思いますが、私自身、全く記憶に残っていませんでした。
逆に記憶に強烈に残っていることが一つ。娘の学校の毎年出るアルバムですが、クラス写真で、毎回、だれかが一人だけ違う色の制服を着ています。2種類の制服があって、今日はこれを着ようと決めているのでしょうが、毎回誰かが違う方を着てきて、それを注意するでもなく、そのまま撮影に臨んでいます。

今日は赤 決めたはずでも 一人白

本人も後で見たとき、探しやすいでしょと納得しているのが素晴らしいです。
納得できることばかりであればいいのですが、グアムでは全く納得できないことがよく起こります。そしてみんな本気で怒らない。私が怒るのは人間が小さいからかと、思ってしまうほどです。その最たる例が、これです。

請求書 届いてなくても レイトフィー

え、本当に請求書送ったの?何、郵便局のおじさんが悪い?いずれにしろ、私に全く落ち度はないはずなのに、レイトフィー?あれには怒り狂いましたが、もう勉強しました。最初の取引の際、いつ請求書を送るつもりか確認しています。

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