高山さんからの寄贈本『「空飛ぶワン」と言われて』
『「空飛ぶワン」と言われて』を寄贈して頂きました!
6月にオンワードビーチリゾートのGMを勇退されました高山さんの奥様、睦子夫人の著書を日本人会に寄贈して頂きました。心地よい優しいトーンの文章に加えて、クスッと笑いを誘う面白さもあり、大変読みやすいです。更に、命の尊さや幸せについて考えさせる深さもあり、老若男女にお勧めしたい一冊です。Amazon.com、成田空港第2ターミナル改造社書店で、成田第1ターミナルTSUTAYA、青山ブックセンターで購入可能です。
<睦子夫人より>
2002年ポンソナ台風の2か月前の10月に日航ホテルに赴任し5年、そして2007年末から2017年6月までオンワードビーチリゾートに10年、気が付けば通算15年の長きにわたりグアムでお世話になりました。
2008年から8年間、年2回のグアム・成田間の行ったり来たりにお付き合いしてくれた愛犬エリーは2年前に日本で亡くなりましたが、そのエリーの生きた証を残したいと思い、「空飛ぶワンと言われて、ご長寿犬エリーのグアムライフ」という本を自費出版いたしました。愛犬エリーが語る18年の生涯の物語です。
第1章はパパの単身赴任先の長崎や大阪へ、第2章はいよいよグアムへ。ママと一緒に飛行機のキャビンに乗り、グアムと成田を往復すること8年間15往復。1年の半分をグアムで暮らしました。グアムのホテルロードを毎日お散歩、通りがかりの人にお声をかけて頂くことも多くエリーのおかげでグアムの生活が豊かになったように思います。グアムは南国のリゾートアイランド、でも長く生活するには新鮮野菜が不足気味とか、小さな蟻やゴキブリとの闘いなどママの奮戦記でもあります。普段のありのままのグアムの生活をエリーの目線で描いています。
15年間の成田とグアムとの往復で感じることは、年々空港のセキュリティーは厳しくなる一方。テロや内紛のニュースも絶えなくなりました。人種や宗教、政治的考え方の相違を越え共存できる世界になって欲しいという願いも込めている本です。多くの方にお読み頂ければ幸いです。
編集委員:M.H